(236Aa) 13歳、1200世帯マンションの自治会役員になる。

【 13歳 ・ 自治会役員 】「自治会員や役員が“なにかをしなければならない”という仕組みがあると、それだけで住人は負担に感じてしまいます。そうではなく『楽しい』『やりがいを感じる』『好き』といった感情を報酬に。横浜磯子自治会

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【情報発信者より】
 神奈川県横浜市磯子区の「Brillia City(ブリリアシティ)横浜磯子自治会」は、約1200世帯のマンション住人で構成される自治会です。
 第6期を迎える2022年、同自治会の役員に1人の少女が立候補します。彼女は、鈴木梨里子(りりこ)さん。住人からは“りりちゃん”と呼ばれているのだとか。りりちゃんは、立候補当時まだ13歳でした。同自治会では役員の年齢制限はなかったものの、これまで未成年の役員はゼロ。市が把握する中でも、最年少の立候補者だったといいます。

 目次
・ なぜ中学生が自治会の役員に? きっかけはボランティア
・ りりちゃんが役員になって変わったこと
・ 2期目にかける、りりちゃんの想い

 以下、抜粋

 りりちゃんの役員2期目となる今期は、小学6年生(就任時中学1年生)や高校生、大学生、未就学児のママ、親子、シニア世代などさまざまな人や世帯が役員に立候補し、5月の総会で就任しました。役員の立候補数は、過去最多の13名。自治会が設立した翌年、2018年の立候補者数はわずか1名、りりちゃん就任前は6名だったということから、りりちゃんの活躍がいかに自治会の求心力を高めているかがわかります。

 「設立したときは、役員の熱量の差が大きかったですね。立ち上げた人たちは『自治会活動はこうあるべき』『自治会はこれをしなければならない』といった義務感が強く、抽選で役員になった人は、戸惑いやプレッシャーなどから『なんでやらないといけないんだ』という気持ちもあったように思います。ただ、これは当たり前といえば当たり前です。自治会は、NPOやサークルのように同じ志を持った人たちの集まりではありません。住むマンションや地域が同じというだけですからね」(田形さん)

 「自治会員や役員が“なにかをしなければならない”という仕組みがあると、それだけで住人は負担に感じてしまいます。そうではなく『楽しい』『やりがいを感じる』『好き』といった感情を報酬に『やってみよう』『やりたい』と思ってもらえる活動にできるかどうかが、自治会運営において大切なのだと思います。今では、役員を押し付けるようなことはしません。やりたい人が、できることをする。これを何より大切にしています。自治会には防災や防犯、共助といった役割がありますが、これらは楽しんだ先に得られればいいんですよね。お祭りの体験が、共助につながる。みんなで楽しんで夜道を歩くことが、防犯にもなる。なんだか楽しいから、自治会活動をする。これでいいのだと思います」(田形さん)

<参考URL> 
https://www.brillia-isogo.com/information/partner6/

<情報源>
【情報源タイトル】 13歳、1200世帯マンションの自治会役員になる。楽しんで活動してたら立候補者が倍増!中学生が与えた影響とは? ブリリアシティ横浜磯子
【情報出所URL】 https://suumo.jp/journal/2023/06/08/196369/
【情報発信元】 suumoジャーナル 2023年6月8日 (木)

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