神戸市、全国で課題の「 ヤングケアラー 」 支援プロジェクト を始動

【 神戸市 】「ヤングケアラー」支援 ~相談する先がわからない、身近に同じ境遇の友人がいない、などの課題を持つ子どもたちを支援~

 神戸市は、家族の世話や介護を行う18歳未満の子ども、通称「ヤングケアラー」の支援に向けたプロジェクトチームを2020年11月に発足。2021年度に新設した「こども未来担当局長」の所管事務に、子育て、福祉・健康、教育等の施策を進める際、「孤独」や「孤立」という切り口からも検証して、必要な支援策を検討できる仕組みづくりを進めていることをご報告します。

◇神戸市プロジェクトチーム
○チームリーダー 福祉局副局長 / 副リーダー 福祉局高齢者支援担当課長
○主要メンバー  高齢福祉・介護保険・障害者支援・こども家庭支援・教育など、各分野の職員 計14名

 具体的事例の聞き取りを行い見えてきた課題
○ こども・若者ケアラーの身近に接する人々や関係者であっても、その存在に気づいていなかったり、彼らが抱える問題について知らないことが多く、まずは、理解の促進を図ることが必要と思われます。こども・若者ケアラーに関する知識があるだけで、関係者による対応も大きく変わってきます。
○ こども・若者ケアラー自身も、どこに相談すればよいのかわからない。また、関係者にとっても他機関と連携し、支援につなげていくためには、何かあったときに相談ができる場所があった方が良いと考えます。関係機関・関係者の連携のためには、ネットワークの構築も必要です。
○ 身近には同じ境遇の友人などが少なく、誰にも相談できないことが当事者を苦しめています。「同じ状況の人と知り合って話せて良かった」という声も多く、言葉に出すことで、自身の状況を整理でき、リフレッシュになるようです。

 以下に、関連動画があります。
https://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2021/05/13/38265/

<出典>
神戸市2021年5月11日 10時00分
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000078202.html

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