少子高齢化の時代を迎え、地域力がますます必要になっているにも関わらず、全国的に自治会数が減り続けています。行政ではカバーできない役割を、自治会は担っています。今、多くの自治会が、「後継者不足」「加入率低下」に悩まされ、重要課題と認識しています。

 その一つの原因として、自治会の必要性に関する認識が変わってきたことが挙げられます。昔は「自治会に加入することが当たり前」と考える人が多かったが、昨今では「得するなら加入する。損するなら加入しない」という人が増えています。「自治会に加入せずとも、自治会から便益を得られるのだから、加入するのは損だ」とただ乗り(フリーライド)する人もいます。多くの自治会のメリットは先ず地域が受け(街灯で道が明るい)、その恩恵を地域の人が受けます(安心して明るい夜道を歩ける)。このあたりが、分かりづらいのだと思います。

 加入率を向上させるために便益を増やそうとすると役員の負担が増え、後継者探しが難しくなります。また、役員をするのが嫌で退会する人もいます。「後継者不足」と「加入率低下」とが互いに影響しながら、悪化が進んでいます。

 「自治会の必要性」を認識してもらうのが解決のための正攻法ですが、一般論では納得してもらえません。その地域、自治会・町内会、住民等の特性も考慮する必要があります。チラシでは、様々な観点から、必要性を検討しています。